全日本リア恋枠代表

 

全日本リア恋枠代表の有岡大貴さん。

 

わたしが勝手につけた。

相葉雅紀さんとかいう世界に通じるリア恋枠とか、松島の聡ちゃんとかいう最強のリア恋枠とか、もうグループがリア恋枠のジャニーズWESTとか、たくさんいますけど、今日は全日本リア恋枠代表の有岡大貴さんのお話です。

 

 

わたしが初めて好きになったアイドルは山田涼介さんで、初めて浮気をしたのは櫻井翔さんで、初めて「リア恋」なるものをしたのが有岡大貴さん。経緯諸々は吹っ飛ばしますけど、これほどまでにアイドルを好きで苦しくなったことはないです。

 

「アイドルに恋?ハハッ(CV.ミッキーマウス)」だったわたしが、「全日本リア恋枠代表は有岡大貴さんですデュフフ」なんて言うようになってしまったのも有岡大貴さんのせい。山田くんも櫻井くんも、ステージに立ってキラキラしているところが大好きだった。もちろん有岡さんもそう。有岡さんもそう、だった。

 

アイドルである有岡大貴さんが好きで、ステージの上でキラキラしている有岡大貴さんが好きで、テレビの中でニコニコしている有岡大貴さんが好きで。そこに、ほんの少しの恋心が芽生えただけ。「かっこいいなあ、彼氏だったら幸せだろうなあ」なんて、ほんの少し思ってしまっただけ。でもそれがほんの少しじゃなかったんだと気付いたときにはもう手遅れ。リア恋ってなんだろう………なんて考える暇もなく、現実にいる男の人が全員芋に見えた。

 

 

現実にいる男の人が芋に見えるようになってから幾多の年月が経って、やっと落ち着いた今、「どうして有岡さんってリア恋枠代表って言われるんだろう」と考えてみた。

 

 

 

1.有岡さんの多さ

 

2つ前の記事「大ちゃんと有岡くんと有岡大貴」を読んで頂けば分かると思うんですが(露骨な宣伝)、有岡さんっていろんな自分を使い分けているんですよね。大ちゃんとか、有岡くんとか、ダイキとか。もちろん全員有岡大貴さんなんですけど。「幼馴染のダイキ」にもなれるし、「クラスのムードメーカーの有岡くん(ちょっと苦手)」にもなれるし、「会社の有岡先輩」にもなれる。

 

自担だしそりゃあいろんな彼を見てきているのもあってすぐに想像できる部分もありますけど、彼のギャップってとんでもないんですよね。有岡大貴っていうひとりの人間の中に、いろーんな人が住んでるみたいで。多重人格と言うとそれは少し違いますけど、でもそんな感じです。

「ヒルナンデスの俺はこれ」って、部屋番号415番の大ちゃんの部屋にインターホンを鳴らしに行って呼び出す。「真剣SUNSHINEの俺はこれ」って、部屋番号1991番の有岡大貴 feat.若旦那の部屋にインターホンを鳴らしに行って呼び出す。分かりやすく言うとこれです、有岡さんがTPOで使い分けてる。だから、全部有岡大貴さんなのに「えっ、しらない……わたしこの人しらない………トゥンク……」ってなってしまって、ズブズブのズブですよ。

 

自担フィルターガンガンにかかってますけど、何かお題を出したら、それに沿った有岡さんがポンッと想像できるんです。例題出しますね。

 

①校舎内でわたしを見つけたらすぐに「先輩!」って駆け寄ってくる可愛い後輩有岡くん

②「補習かよ~」って言いながら教室に入ってきて、わたしを見つけたら「お!お前も補習?やったじゃん」とか言って当たり前のように隣の席に座る同じクラスの大貴くん

③外回りから帰ってきてデスクで一息ついてたら「おー、お疲れ」って言って頭に肘を乗っけてくる直属の上司有岡先輩

 

イメージできました?

ソファに座ってダラダラしながら「ねぇ明日休みー?」ってスマホをいじりながら聞いてくる有岡くんも、「ご飯だよー」って声をかけてもスマホゲームに夢中で「んんー」しか言ってくれない大貴も、容易に想像できますね。

 

 

 

2.芋に近い

 

人と関わってると、その人のいろんな部分が見えてくるじゃないですか。嬉しいとこういう顔をするとか、怒ってると手を擦り合わせるとか、そういう小さなことに気付いたりして。それを、アイドルである彼が、わたしたちに見せてくれる。あ、この笑い方は本当にツボに入った時の笑い方だ。有岡さんって食べた後口元に手をあてがう癖があるよなあ。あ!いま鼻触ってた、緊張してるのかな。

まるで芋に見えたはずの現実の男の人みたい。

 

 

 

3.限りなく人間的

 

アイドルって、わたしたちとは全然違う世界で生きているのに、いろんな部分で親しみのある言動をしてくれる有岡さんがどうしてもこちら側の人間に思えてしまう。ショッパーを捨てられないどころか大きさによってゴミ袋にしたりとかレッスン着を入れたりとか使い分けているところも、自転車に乗っていることでさえも。自分らと同じものを使って便利だと言っていたり、同じ店に行っていたり。そういうのが多いところが、限りなくこちら側の人間的で。あれ、もしかして近い……?なんて錯覚してしまう。

 

 

 

全日本リア恋枠代表の有岡大貴さんが、その名で呼ばれる理由。挙げてみたらキリがないです。

裏を返せば、それくらい彼には魅力が詰まっているということです。

「綺麗に丸め込もうとすんな」ってツッコんでくれていいんですよ、誰か。

 

 

わたしは今日も「全日本リア恋枠代表 有岡大貴」の支持者です。さっきも夏バテで具合が悪くなっていたら"大丈夫?迎え行く"ってLINEを送ってくる有岡さんが容易に想像できて咄嗟に自分のLINEを開いたら友達が6人でした。悪化しました。はやく迎えに来いや。好きです。

 

 

 

 

 

 

 

*わたしの答え

1.有岡さんの多さ で挙げた例題の、わたしの想像できる有岡さんです。答えはありません!皆さんの想像力次第です。が、一緒だと嬉しいなあ。

 

①毛先が少しくるくるした茶髪の有岡くん

「あ、先輩!」って駆け寄ってきて、「おはようございます!」って唇を結んで笑いかけてくれます。時々見せる無表情な有岡くんにドキドキして思わず見つめていたら、「…ん?あれ、今俺のこと見てましたよね(笑)」っていつも一人称僕なのに俺に変えてニヤってしてきます。

 

②暗めの茶髪ストレートで細身の大貴くん

わたしの前の席に座って、椅子に後ろ向きになって座る大貴くんでもいいけど、せっかくの補習だから隣がいいです。「ねえここどうやんの?」ってプリントを見せながら聞いてくるから公式を使って説明してたら視線を感じて、顔を上げたら至近距離にいます。言葉が出てこなくてずっとそのままでいたら「あぶね、お前のこと好きになるとこだった」とか爆弾落としてきます。好きになってくれ。そのままめちゃくcゲフンゲフン

 

③黒髪パーマの、前髪が長めの有岡先輩

「お疲れ様です。有岡先輩、重いです」って言うと「うるせーわ(笑)」って言ってズンって最後の一撃で肘に体重を乗せてくるけど、そっと缶のミルクティーをわたしの机に置いてデスクに戻ります。ミルクティーを抱きしめながら幸せに浸っているところを有岡先輩に見られていただなんてその時のわたしは知りません。